母ケイコさんから「鍵を返せ!」と電話があった翌日、
片付けと母ケイコさんの安否確認のためゴミ屋敷へ行きました。(ルーティンワークは淡々と)
昨日の電話通りだとすれば、
もしかしたら母ケイコさんの姿はゴミ屋敷にはもうないかもしれませんし、
もしかしたら、鴨居に紐でもくくってゆさゆさと身体を揺らしているかもしれません。
玄関を開けるといつになく静かです。
普段は何のつもりかラジオを大音量でつけっぱなしにしている(これも認知症の症状?)のに
物音一つしません。
自転車はあるので出かけてはいないはずですがこの静けさはもしや?
覚悟を決め寝室のドアを開けると・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
どこかへ出ていってゴミ屋敷にはもういないはずの母ケイコさん、
高いびきで寝ています。
そうでしょう、そうでしょう。
人一倍死にたくないと思っている母ケイコさんが、
鍵の一つくらいで失踪するわけがありません。
それどころか一昨日ゴミ屋敷に来たときには無かった母ケイコさん御用達の高級玉子が
廊下に5パック放置されています。
まだまだ残暑厳しいというのに何回注意しても懲りない人です。
昨日大騒ぎしたあとに家出するどころか玉子を買いに遠くまででかけていたのです。
ということで、
寝ている母ケイコさんをたたき起こし厳しく注意。
母ケイコさんの財布代わりのきんちゃく袋を確認した所
この2日間で1万円が消えています。
相変わらず自分が食べる分以外の品を幾つも買ってきていて
浪費を母ケイコさん自らの意志でやめることは出来そうも無いようですから
(認知症前に直らなかった浪費癖が認知症発症後にはいそうですかと改まるわけがない!)
お金の管理方法は見直した方が良さそうです。
あんなに大騒ぎした家の鍵は、洗濯物のズボンのポケットから見つかったとのこと。
・・・・・・・・・・・・。
「ごめん」の一言でも言ってごらんなさい。
まぁ、アルツハイマー型認知症の特徴として、
「ごめんなさい」や「ありがとう」が言えないというのがあるそうですが、
母ケイコさんの場合は昔からそんな感じでしたので、
母ケイコさんに期待できるものなど何も無い。
いいえ、期待する方がおかしいのかもしれません。
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