2016年07月31日

一本筋が通った要介護者との接し方や距離感


面接を受けるため、

ニコニコグループホームへ母ケイコさんを連れて行く時間となりました。

"出かける時間ですよ"

と、声をかけると

何の抵抗も見せずに素直に従う母ケイコさん。

もちろん母ケイコさんの顔は

"喜んで!"

という風な顔をしているわけはなく、

ブスッとして嫌々従うという感じです。

そしてまた、

ゴミ屋敷を出てからグループホーム到着まで

一言も喋らない母ケイコさん。

アルツハイマー病に破壊されたスカスカ頭の中で

またまた、あれやこれやおかしな思いが渦巻いているのでしょう。

もしかしたらこのままグループホームへ行ったきり

ゴミ屋敷へは戻って来られないと考えているのかもしれませんね。

ちなみに、

このまま順調に事が運んで

めでたくニコニコグループホームにお世話になったとしたら、

盆暮れ正月など、

母ケイコさんをゴミ屋敷へ連れ帰ることは二度と無い、

と宣言しておきましょう。

もし、兄や妹が盆暮れ正月などに

どうしても母ケイコさんをゴミ屋敷へ連れ帰る

と言うのでしたら、止めは致しません。

ですが、

私はその件に一切関わらないことも宣言しておきましょう。

余計なトラブルを自ら作り出す様な行いをするのは

愚か者のすることです。




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posted by keikosan at 15:03 | 介護日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

用法を守ってお取り扱いください


美味しい物もまずく感じるイチャモン屋と一緒の昼食を終え

ゴミ屋敷へ戻ります。

そして、

ニコニコグループホームの本人面接の時間に合わせた出発時刻まで

妹と供にゴミ屋敷で待機します。

なるべく母ケイコさんと接しないよう心がけている私は

母ケイコさんの相手を母ケイコさん担当の妹にお任せしていたのですが

しばらくして、言い争う二人の大きな声が聞こえてきました。

何事かと行ってみれば、

このあとグループホームへ行くことを妹が母ケイコさんに伝えたそうで、

行く行かないの言い争いです。

あっ、

もちろん私は前もって母ケイコさんに

グループホームへ面接に行くことなど伝えてなく、

なんでしたら、

何も伝えずに "でかけるよ" くらい言って

連れて行くつもりだったのですが、

律儀な妹は、わざわざ伝えてしまったのですね。

様々な介護の段階を経て、

ボケ老人と言い争うことの無意味さを知っているワタクシは

このボケ咲くさんと言い争うことなどもう致しません。

とりあえず、


"この前、地域包括支援センターの○○さんが家に来ましたね"

"その時、地域包括支援センターの○○さんとお話ししたでしょう"

"地域包括支援センターの○○さんに、

「グループホームでお世話になります」とあなたは

 ハッキリ宣言しましたよね"

"地域包括支援センターの○○さんが

 『あぁ〜よかった』

 『グループホームに居た方が安全ですよ』

 って言って、

 そうしたらあなたは

 「はい、お世話になります」

 と地域包括支援センター(それらしい単語を連発して追い込む介護テクニック)

 の○○さんに応えたでしょう"


と、言ってみました。

そしてさらにたたみかけるように、

糖尿病オシの洗脳治療も施すと、

母ケイコさんはおとなしくなりました。

うちの患者さんは、なかなか素直です。

と言いますか、

介護施設入所に程良いレベルに

脳みその破壊が進行しているのですから当然です。

3年前にデイサービス見学へ連れて行った時に暴れた野獣パワーは

もうありません。



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posted by keikosan at 09:03 | 介護日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

ランチに連れて行くと必ず一言二言申す人


いつもとパターンが違う病院への行き方のせいか、

ちょっとブルーになっている母ケイコさんを車に乗せ

最寄り駅で妹をピックアップ。

そのままいつもの病院の物忘れ外来へ。

健康診断の付き添いは母ケイコさん担当の妹に任せ、

私は一旦自宅へ戻って一休み。

今日の分のおかずを持って再びゴミ屋敷へ行き、

冷蔵庫におかずを入れると病院へ。


ニコニコグループホームから郵送されてきた健康診断用紙

による健康診断はあっという間に終わったそうで、

2人は病院の待合室の椅子に座っていました。

健康診断は主治医が行わなかったのでしょうか、

このあといつもの診察をすると言われ待機中なのだそう。
(診察代請求別枠なのでキッチリ二度に分けた診察?)



いつも通り、

何の実りも無い通常の診察もあっという間に終了。

病院からの帰り道、安食堂へ行って三人でランチです。

頭はスカスカな母ケイコさんですが、

持病の精神病「イチャモン屋」病を司る脳みその部位はまだ健在で、


「こんなに寒い(冷房効き気味)のに、冷たい水だよ」

「和食だよ」

「和食は温かいお茶に決まってるよ」


と、

三人でカウンター席に座り

目の前に店の人が居るのにこのイチャモン屋さんときたら・・・・。

とりあえず、

申し訳無さそうな顔を作り、

店の方に頭を下げておきましたが、

よっぽど、

先ず、母ケイコさんを指差し、

そのあと私の頭の横でグーにした手を2回廻し、

パーと広げ、

店の人に向かって頭をペコリ、

と、ゼスチャーをしようかと思いましたが

踏みとどまりました。




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posted by keikosan at 16:36 | 介護日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

「待て」を覚えることなく死んでいく人


元々持病の発達障害のせいで「待て」ができない

犬以下人間だった母ケイコさん。

アルツハイマー病を発症して

さらに「待て」が出来なくなっていますから

健康診断を受けるために病院へ行く出発時間までまだ時間があるのに

「行こう」

「もう行こう」

と、うるさいです。

なので、

まだ出発しない理由を説明しましたが、

それなのに、

「何で?」

と、くるので笑えます。

今話したことが、あなたの疑問「何で?」

を先取りして応えたことなのに

スカスカ頭さんときたらまったく・・・・。

こういう時は、

相手の目を見ることなく

感情をカットして

何の気持ちも込めずに同じ説明をするに限ります。

空気に向かって話す感じと言いますか、

"おかけになった電話番号は現在使われておりません"

と繰り返すがごとくと言いますか。


10回程度、こんなやり取りを繰り返したでしょうか。

さすがの母ケイコさんも根負けしたのか、

一度は履いた靴を脱ぐと、ノソノソと会議室へ戻っていきました。


母ケイコさんが出かけないようそれだけは注意しつつ

以降、母ケイコさんに話しかけることなく時間が経つのをじっと待ち

予定の出発時間となったところで、

母ケイコさんを車に乗せ駅へ向かいます。

一応、

"これから駅へ行って妹を拾い、そのあとそのまま病院へ行く"

と再度説明しましたが、

車の中の母ケイコさんが一言も話さず不安げな横顔をしているのは

デイサービス見学へ連れて行った3年前のあの日の様。

「このまま介護施設に連れて行かれるのでは?」

と壊れた頭の中で考えているのかもしれませんね。




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posted by keikosan at 13:29 | 介護日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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